平和のシンボルについて

こんばんは。

「平和の象徴」と聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?

私は平和の象徴=ハトって印象があります。しかしなんでハトなんだろうか?と思っていたら、だいぶ前の土曜日に放送していた日テレの世界一受けたい授業という番組で平和のシンボルのハトを世界に広げたのはピカソの影響であると放送してました。第二次世界大戦終結後の1949年にパリで第一回国際平和会議が開催されたのですがこの会議のポスターを手がけたのがピカソでそのポスターに描かれていたのが下の画像のオリーブを加えている鳩の絵らしいですね。

もともと鳩を平和のシンボルとするのは「旧約聖書」の「創世記」のエピソードに由来する「ノアの方舟」のくだりからだそうで、人間の堕落した行状に怒った神は、洪水を起こしてを滅ぼすことを決意しました。この時正直者のノア一家だけに難を逃れるための方舟づくりを許可します。そして洪水が起きたときノア一家は方舟に乗り、山の頂点にたどり着いて、新たな人類の歴史を記すことになります。この時、地上の様子を調べるために、ノアは鳩を放ちました。鳩がオリーブの若葉をくわえて戻ってくるのを見て、ノアは洪水がひいて地表が再び現れたことを知ります。このエピソードから、鳩が平和のシンボルとして多用されるようになったそうです。


ちなみに日本で鳩が平和の象徴とみなされるようになったのは終戦後しばらくしてからで、鳩は戦神である八幡様の使者として扱われおり武家の家紋として採用されるほどで平和の象徴というよりは、戦いにおいて縁起がいいものという扱いっだったとか、、、。


他にも平和の象徴というとピースサイン(Vサイン)などもありますね。それについてはまた今度調べてみたいと思います。



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